【大阪市此花区】パナ技術をアニメの中に入ったような没入感で味わえる!万博で人気のパナソニックグループ パビリオン「ノモの国」はこんなところ

大阪・関西万博で人気のパナソニックグループ パビリオン「ノモの国」に行ってみました。こちらのパビリオンは、子どもが主役となる家族連れにおすすめのパビリオン。入場には予約が必須で、なかなか予約が取れないことでも話題ですが、今回は1週間前の予約で入場することができました。こちらでは中がどのようなイマーシブ空間になっているのかご紹介します。公式情報によると”「ノモの国」とはこどもたち一人ひとりのココロを映し出すふしぎな国”。入場前の外のエリアで主人公ソラと弟のダイチ、不思議な光を放つ蝶に導かれ辿り着いたカガミイケの中で出会った少女ロココの物語が放映されています。こちらはYouTubeでも見ることができます。

体験時間は約35分とされていますが、余裕を持ったスケジューリングだと60分ほど確保するのが良いかと思います。パビリオン内にトイレはないので事前に済ませるようにしてください。まず通されたのは真っ暗な部屋、床面にプロジェクションマッピングが投影され、水面のような幻想的な映像が映し出されます。ノモの国の入口「カガミイケ」の入り口を感じさせます。子どもたちの五感を刺激するイマーシブな空間の始まりです。次の部屋では結晶を1人1つ選びます。

この結晶を場内の石のようなオブジェに近づけると反応があり、石が光ります。パナソニックが得意とするセンサー技術が活かされた演出で、作りこまれた世界観です。選んだ結晶によって反応が違うので子どもたちは夢中になっていくつもの場所を探していました。次のエリアでは結晶を使った性格診断があります。冒頭のアニメは主人公ソラは歌が大好きでしたが、ふとしたことをきっかけに人前で歌うことが恐くなってしまっているという設定。1人1人画面の前に立って肯定的な内容の診断を行ってくれます。体験者もソラと同じようにこちらで胸のうちに閉じ込めていたさまざまな想いと向き合うことになります。
最後には「君のココロが蝶になって結晶に宿ったよ、結晶を持って先へ進もう」とアナウンスが。次のエリアでも1人ずつ結晶を配置してうちわで風を送ると、光る装置が幻想的な雰囲気を醸し出します。結晶に宿った蝶を羽ばたかせているようです。
あえて技術的な説明を削り、体験を通して感性で楽しむ演出がこのパビリオンの特徴で魅力です。皆さんの蝶が(画面上に)飛び立ちます。音や光、風やミスト効果が重なり、皆さんの心が解放されたような明るい雰囲気に。最後は中央に集まって大原櫻子さんが歌うテーマソング「夢は翼」に合わせて自由にダンスするよう促されました。結晶を返却するとカードをもらうことができました。カードをスマホで読み取ると自分の特性と蝶を見ることができます。「ノモの国」の建物は永山祐子氏が設計し、光のあたり方で表情が変わるオーガンジーのファサードが特徴的です。また、使用済み家電から回収したリサイクル鉄、銅、ガラスなどを活用している点、NTTパビリオンから供給されるゼロカーボン電力由来の水素で発電している点などがパナソニックらしいサスティナブルな仕組みとなっています。
展示エリア「大地」では、ひとの営みと自然の営み、それぞれ360°の循環が作用し合ってより良い未来を共に考える展示空間を目指します。子どもたちには、実際に手に触れたり、匂いを嗅いだりする直感的な体験を通じて、ひとと自然がお互いの可能性を広げる未来を体感する機会が提供されています。立体音響システムや360°映像システム、振動や風によるハプティクス、ミストウォールなどの技術をアニメの中に入ったような没入感の中で感じることができ、子どもも大人も楽しめる人気も納得のパビリオンでした。なかなか予約が取りづらい施設ですがチャレンジする価値はあります。ぜひご家族で楽しんでほしいです。

パナソニックグループ パビリオン「ノモの国」はこちら

号外NETの広告出稿はこちら

号外NETメルマガ

号外netは持続可能な開発目標(SDGs)を支援します

号外netへの提供提供求む!