【大阪市此花区】予約なしで入れる♪映え&体験ありの大阪・関西万博「シンガポールパビリオン」はお子さん連れにもおすすめ
大阪・関西万博セービングゾーンの「シンガポールパビリオン」に行ってみました!シンガポールパビリオンは、「ゆめ・つなぐ・みらい(英語:Where Dreams take Shape)」をテーマに掲げ、パビリオンの来場者が、シンガポールとともに夢の無限に広がる可能性を探求し、未来を築いていく行動のきっかけを創出する場所とされ、ドリーム・スフィアと呼ばれています。
シンガポールパビリオンでは、リサイクル素材のディスクを使用することで、年間約2,500本の樹木が吸収する量に相当する約70トンの二酸化炭素削減に貢献。 屋上に設置された太陽光発電パネルは、会期中に約15,000kWhのエネルギーを生み出し、これは77台の電気自動車が1,000km走行するのに十分な電力量に相当するそうです。また、植物の展示部分には点滴灌漑を採用し、景観維持に使用する水の量を60%削減することを可能にしました。これは、1日に500mlのペットボトル2,800本分に相当します。
内部はシンガポールの複数のアーティストによる没入型のアートインスタレーションで、五感を刺激するようにデザインされています。アワードを受賞したローカルアーティスト、ジェロルド・チョン(Jerrold Chong)のパステル調のアニメーションで来場者を迎えて、ドリーム・スフィアが展開する夢の物語が始まります。

プレスリリースより
メリッサ・タン(Melissa Tan)とアシュリー・ヨー(Ashley Yeo)によるアートインスタレーションが続き、それらの作品はとても繊細な切り紙を使用して、シンガポールがシティ・イン・ネイチャー(自然の中の都市)として発展してきたことを、来場者に語りかけます。次の章へと続くトンネルでは、サウンドアーティストのズル・マハムード(Zul Mahmod)によるサウンド・インスタレーション。電動オルゴールが雲を模して天井から繊細に吊り下げられ、幻想的な空の風景のダイナミックな視覚聴覚体験を創り出します。

プレスリリースより
次の部屋へ進むと「夢を書いてください、あなたの夢は何ですか?」夢を描いて球体に送る参加型のコンテンツ。自分の描いた夢は円状のスロープを登った先で再度登場します。天井のドーム状のスクリーンでは先ほど皆さんが描いた夢を栄養にして自然や都市が完成していくアニメーションを楽しめます。
皆さんの描いた夢は文字や絵など様々。自分の描いたものがいつどこに出てくるのか探しながら鑑賞できたのでお子さんも楽しめるコンテンツです。
これらの写真には「夢」は映っていません。是非ご自身で体験してどのように表示されるのか見てみて下さい。
次のブースは植物とシンガポールを代表するカクテル「シンガポール・スリング」に加え、地元のビール「タイガービール」などを提供するクラウド・バー、シンガポール政府観光局およびシンガポールパビリオンの公式マスコットである「マーリー」グッズやユニークなお土産などを取り扱う物販スペースが有りました。この後は階段やエレベーターで1階に降りる動線となります。
1階に降りると出口付近に「シオック!カフェ(Shiok! Café)」があります。(「シオック!」は美味しいものを食べた喜びを表すときに使われるローカルの表現)多文化多民族国家であるシンガポールの多様な食文化を代表するメニュー(チキンライス、サテー、ラクサ)や月替わりのマンスリーメニュー、手軽に楽しめるスイーツやスナックなどが提供されます。

プレスリリースより
シンガポールパビリオンは自由入場で土曜日19時半頃には待ち時間無しで入ることが出来ました。明るい雰囲気で写真映えもする、お子さんも楽しめるパビリオンなので見学の候補に入れてみてはいかがでしょうか。